口呼吸の人は下あごが後退しやすい?そういわれる原因や対処法を解説

      2026/05/20

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、口呼吸の人は下あごが後退しやすい?そういわれる原因や対処法を解説

こんにちは、都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックです。

口呼吸の習慣は、さまざまな問題を引き起こします。
今回は、口呼吸と下あごの後退の関係、その原因や対処法について解説します。

 

鼻呼吸と口呼吸の違い

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、口呼吸の人は下あごが後退しやすい?そういわれる原因や対処法を解説

鼻呼吸では、空気が鼻腔を通過する際に適度に加温・加湿され、さらに鼻毛や粘膜によって異物やウイルスが除去されます。
これに対し口呼吸は、鼻ではなく口から空気を吸い込む呼吸方法です。
空気が直接口から喉へと流れ込むため、鼻腔による浄化作用を受けません。
また、口が開いているため、舌の位置が下方に下がりやすくなります。

 

口呼吸と下あごの後退の関係

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、口呼吸の人は下あごが後退しやすい?そういわれる原因や対処法を解説

上あごの劣成長
口呼吸によって舌が下方に位置すると、上あごへの刺激が不足します。
上あごは舌からの圧力によって横方向に成長するため、この刺激がなくなると、上あごが未発達な状態になります。
また、上あごと下あごは連動して成長するため、上あごの劣成長は下あごの成長にも悪影響を及ぼします。

筋肉のバランスの変化
口呼吸では、口輪筋と呼ばれる口の周りの筋肉や舌の筋肉が弛緩した状態になります。
これらの筋肉のバランスが崩れることで、下あごを前方に成長させる力が弱くなり、後退傾向が強まります。

顔面の垂直方向への成長
口呼吸をしている方は、気道を確保するために、頭部を後方に傾ける傾向があります。
この姿勢では、顔面が垂直方向に長く成長しやすくなります。
また、下あごが後方に成長することで、相対的に下あごが後退して見えるようになります。

 

口呼吸になる原因

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、口呼吸の人は下あごが後退しやすい?そういわれる原因や対処法を解説

鼻づまりによる影響
口呼吸の代表的な原因は、鼻づまりです。
アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症などによって鼻の通りが悪くなると、鼻呼吸が困難になり、自然と口呼吸になります。
慢性的な鼻づまりがある場合、長期間にわたって口呼吸が続くことになり、あごの発育への影響も大きくなります。

アデノイドや扁桃腺の肥大
お子さんの口呼吸の原因として多いのが、アデノイドや扁桃腺の肥大です。
アデノイドは鼻の奥にあるリンパ組織で、これが肥大すると鼻からの空気の通り道を塞いでしまいます。
扁桃腺も同様に、肥大すると気道を狭めます。
これらの肥大が著しい場合は外科的な切除が必要になることもあります。

指しゃぶりや舌を前に突き出す癖などの口腔習癖は、口呼吸につながります。
また、これらの習癖自体もあごの発育に悪影響を与えます。

筋肉の機能不全
口を閉じる筋肉である口輪筋の機能が弱いと、口が自然と開いてしまいます。
また、舌の筋肉が未発達であると、舌を正しい位置に保持することができません。
これらの筋肉の機能不全は、先天的な場合もあれば、後天的な習慣によって生じる場合もあります。

歯並びや噛み合わせの問題
歯並びが悪く、前歯が前方に突出していたり、上下の前歯が噛み合わなかったりすると、口を閉じることが困難になります。
また、奥歯の噛み合わせが低い場合も、口が開きやすくなります。

 

口呼吸による下あご以外への影響

歯並びへの影響

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、口呼吸の人は下あごが後退しやすい?そういわれる原因や対処法を解説

口呼吸では、舌が下方に位置するため、下の前歯を内側から押す力が働きます。
一方、上の前歯は、頬の筋肉からの圧力だけを受け、舌からの外向きの圧力がないため、内側に倒れたり、前方に突出したりします。
また、上顎全体が狭くなることで、歯が並ぶスペースが不足し、叢生と呼ばれる歯が重なった状態になりやすくなります。

 

口腔内の乾燥

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、口呼吸の人は下あごが後退しやすい?そういわれる原因や対処法を解説

口呼吸では、常に口の中に空気が流れ込むため、口腔内が乾燥しやすくなります。
唾液には、口腔内を清潔に保ち、虫歯や歯周病から守る役割があります。
口腔内の乾燥によって唾液の自浄作用が低下すると、虫歯や歯周病、口臭のリスクが高まります。

 

扁桃炎やのどの炎症

口呼吸では、空気が直接のどに当たるため、のどの粘膜が乾燥し、炎症を起こしやすくなります。
また、鼻のフィルター機能を通過しない空気が直接体内に入るため、細菌やウイルスに感染しやすくなります。
扁桃炎や咽頭炎を繰り返すことで、さらに口呼吸が悪化するという悪循環に陥ることもあります。

 

睡眠の質への影響

口呼吸は睡眠の質にも影響を与えます。
いびきをかきやすくなるほか、気道が狭くなり、睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まります。
睡眠時無呼吸症候群は、日中の眠気、集中力の低下、高血圧、心臓病など、さまざまな健康問題につながる可能性があります。

 

姿勢への影響

口呼吸をしている方は、気道を確保するために、頭部を前方に突き出したり、あごを上げたりする姿勢をとりがちです。
この姿勢が習慣化すると、猫背や巻き肩など、全身の姿勢の悪化につながります。

 

口呼吸と下あご後退の対処法

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、口呼吸の人は下あごが後退しやすい?そういわれる原因や対処法を解説

原因疾患の治療
鼻づまりやアデノイド・扁桃腺の肥大が口呼吸の原因である場合、まずはこれらの治療が必要です。
治療によって鼻呼吸ができるようになれば、口呼吸も自然と改善されることが多くあります。

トレーニング
意識的に鼻呼吸をする練習や口の体操を行います。
口を大きく動かすトレーニングや舌を正しい位置に保持するためのトレーニングをすることで、口輪筋や舌の筋肉を鍛えることができます。
ひもを通したボタンなどを唇で挟み、引っ張られても落とさないように保持する訓練など、さまざまな方法があります。

矯正治療
歯並びや噛み合わせの問題が口呼吸の原因となっている場合、矯正治療によって改善できます。
成長期のお子さんの場合、あごの成長をコントロールする装置を使用することで、上あごを拡大したり、下あごの成長を促進したりすることができます。

成人の治療
成人の場合、骨格の成長は完了しているため、骨格そのものを変化させることは困難です。
しかし、筋機能療法や鼻呼吸への移行トレーニングによって、口呼吸の習慣を改善することは可能です。
また、矯正治療によって歯並びや噛み合わせを改善したり、外科的矯正治療によってあごの位置を修正したりすることができます。

生活習慣の改善
口呼吸を改善するためには、日常生活全体の見直しも大切です。
姿勢を正しく保つ、十分な睡眠をとる、バランスの良い食事を心がけるなど、基本的な生活習慣を整えます。
また、硬い食べ物をしっかり噛んで食べることでも、あごや顔の筋肉を鍛えることができます。

 

まとめ

口呼吸の原因は、鼻づまり、アデノイドや扁桃腺の肥大、口腔習癖、筋肉の機能不全など、さまざまです。
口呼吸は、下あごの後退だけでなく、歯並びの悪化、口腔内の乾燥、睡眠の質の低下、姿勢の悪化など、多くの問題を引き起こします。
気づいた時点で、まずは意識的に鼻呼吸を心がけるようにしましょう。

 



マサキ歯科クリニック:https://masakidental.com/

〒224-0065 神奈川県横浜市都筑区高山6-4
電話:045-943-3111

交通アクセス
都筑ふれあいの丘駅より徒歩分
東急田園都市線『江田駅』『市が尾駅』よりバス10分
横浜市営地下鉄『センター南駅』よりバス5分
バス停:大丸 下車 徒歩1分

PAGE TOP