マウスピース矯正で話しにくいのはなぜ?対処法や慣れるまでの期間を解説

      2025/12/10

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、マウスピース矯正で話しにくい場合の対処法についての解説

こんにちは、都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックです。

マウスピース矯正は、透明で目立ちにくく、取り外しもできることが特徴の矯正方法です。
しかし一方で、装置を付けることで話しにくさや滑舌の悪化を感じる方も一定数います。
特に、矯正治療を始めたばかりの頃には、口腔内に異物が入ったような感覚を覚え、思うように言葉が出せないことにストレスを感じることもあるかもしれません。

そこで今回は、マウスピース矯正によって話しにくくなる主な原因や、慣れるまでの目安期間、早く慣れるための対処法について解説します。

 

マウスピース矯正中に話しにくくなる原因

マウスピースの異物感

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、マウスピース矯正で話しにくい場合の対処法についての解説

マウスピース矯正を始めた直後に感じる違和感の一つが、口の中の異物感です。
マウスピースは樹脂素材で作られており、歯列にぴったりとフィットするように薄く設計されていますが、それでも初めて装着する際には違和感を覚えることがあります。
またそれにより、無意識のうちに口を開けた状態が続いたり、発音が不明瞭になったりすることもあります。

こうした異物感は、マウスピースに慣れていくことで、徐々に軽減していきます。初めは違和感が強くても、数日から数週間で異物感が薄れて会話も問題なくできるようになりますので、慣れるまでの期間はあせらずに様子を見るようにしましょう。

 

舌の動かしづらさ

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、マウスピース矯正で話しにくい場合の対処法についての解説

マウスピースが歯の表面を覆うことで、舌を動かしづらくなる場合があります。
特に、矯正治療を始めたばかりの時期や新しいマウスピースに交換した直後は、舌がマウスピースの厚みや形状に慣れていないために、舌の動きにぎこちなさが生じることがあります。

 

マウスピースの密着感

マウスピース矯正は、歯並びを少しずつ整えるために、形の異なるマウスピースを段階的に交換しながら装着していく治療法です。
そのため、新しいマウスピースに替えた直後は、まだ歯にぴったり合っておらず、装着時に違和感を覚えやすくなります。

一般的には、1〜2mm程度のすき間があっても問題はありませんが、それ以上に大きなすき間やズレを感じる場合は、装着方法が正しくなかったり、装着する順番を間違えていたりする可能性があります。
マウスピースが歯にきちんと密着していない状態が続くと、治療に支障が出る恐れもあるため、違和感が強いときは早めに歯科医院へ相談するようにしましょう。

 

マウスピースの変形・破損

マウスピースの変形や破損は、装着時の違和感や、口の中が狭く感じられる原因になります。
密着が不十分な状態では滑舌が悪くなる場合もあり、さらに矯正力が正しく伝わらなくなることで、治療の進行に影響が出る恐れもあります。

マウスピースの変形や破損を防ぐためには、まずマウスピースを外す際には、強い力を加えず丁寧に取り扱うことが大切です。
熱湯に触れると素材が変形しやすくなるため、洗浄時の温度にも注意しましょう。
また、変形やひび割れなどに気づいた場合は、自己判断で使い続けず、できるだけ早く歯科医院に相談するようにしましょう。

 

マウスピースによって話しにくさを感じる一般的な期間

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、マウスピース矯正で話しにくい場合の対処法についての解説

マウスピース矯正を始めた直後は、装着時の異物感や舌の動きの制限により、話しにくさを強く感じることがあります。
とくに最初の3日間は、発音しづらさや口の中の違和感を多くの方が感じます。
ですが、1週間ほど経過すると、徐々にマウスピースに慣れ、日常的な会話はスムーズに行えるようになる方がほとんどです。
さらに2週間から1か月ほどで、話す際の違和感はほとんど気にならなくなり、1か月を過ぎる頃には装着していることを自然に感じられるようになります。

 

マウスピース矯正で話しづらい場合の対処法

装着方法を見直す

マウスピースが歯にしっかりと密着していないと、装着中に浮きやズレが生じ、話しづらくなります。
特に新しいマウスピースに交換した直後は密着が不十分になりやすいため、きちんと装着できているかどうかを確認するようにしましょう。
また、数日たっても違和感が続く場合や、明らかにズレを感じるようであれば、マウスピースの装着方法に問題がある可能性もあるため、歯科医院で装着方法を改めて確認してみましょう。

 

チューイーを使用する

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、マウスピース矯正で話しにくい場合の対処法についての解説

チューイーは、マウスピースを歯にしっかりと密着させるために使用する、シリコン製のやわらかい補助具です。
チューイーを前歯から奥歯へと順にしっかりかむことで、マウスピース全体が歯に押し付けられ、より安定した装着が可能になります。
話しづらさが気になるときや、新しいマウスピースに交換した直後などは、チューイーを活用するようにしましょう。

 

口内を潤す

マウスピースを装着すると口内が乾燥しやすくなることがあります。
口内の潤いが不足すると、舌を動かしづらくなり、発音が不明瞭になったり話しにくくなったりするため、こまめに水分補給を行いましょう。

 

マウスピースを長時間外さないようにする

マウスピース矯正の装置は取り外し可能ですが、話しにくさを感じているからといって長時間外してしまうのは避けましょう。
マウスピースは1日20時間以上の装着が基本となっています。
外している時間が長いと、歯が予定通りに動かず、治療が進みにくくなるほか、マウスピースに慣れることができずにいつまでも話しにくさを感じるようになってしまいます。

 

話す練習をする

マウスピースを装着したまま、意識的に発音練習を行うと、舌や口周りの筋肉が鍛えられ、発音しやすくなります。
早口言葉を繰り返したり、発音しにくい音を練習したり、鏡を見ながら口の動きを確認したりするようにしましょう。

 

歯科医院を受診する

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、マウスピース矯正で話しにくい場合の対処法についての解説

マウスピース矯正中に話しにくさや違和感が長く続いている場合は、自己判断で様子を見るのではなく、早めに歯科医院を受診しましょう。
必要に応じて装着状態の微調整や、新しいマウスピースの作成が行われることもあります。

 

まとめ

都筑区(都筑ふれあいの丘駅)の歯医者、マサキ歯科クリニックで、マウスピース矯正で話しにくい場合の対処法についての解説

マウスピース矯正によって話しにくさを感じるのは自然なことです。
多くの方は、1週間から1か月ほどで慣れ、日常生活に支障がなくなっていきますので、数日間は様子を見るようにしましょう。
ただし、痛みが続く場合や、マウスピースの浮きや破損が疑われる場合は、早めに歯科医院でチェックを受けるようにしましょう。

 



マサキ歯科クリニック:https://masakidental.com/

〒224-0065 神奈川県横浜市都筑区高山6-4
電話:045-943-3111

交通アクセス
都筑ふれあいの丘駅より徒歩分
東急田園都市線『江田駅』『市が尾駅』よりバス10分
横浜市営地下鉄『センター南駅』よりバス5分
バス停:大丸 下車 徒歩1分

PAGE TOP